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もうすぐだよ もうすぐ君が ぼくのところにやってくる。

いっぱい、すれちがって 遠回りして ぼくらは
やっとまた 同じ自転車に乗って
これからはもう
ずっと一緒に どこまでも どこまでも行けるんだ。

ぼくを河原に残して
ひとりでどこかへ行ったりしないって
健やかなるときも 病めるときも
ずっと一緒に どこまでも どこまでも行くって
約束だよ。

夏の入道雲の陰影の美しさを
秋の風の色が変わる瞬間を
冬のすきとおった空気のにおいを
春の陽だまりの幸せなあたたかさを

一緒に感じで
一緒に分けあって
どこまでも二人で 遊びながら生きてゆくんだ!
生きてゆく、生きてゆく、生きてゆく!

<2003.9.13>